私たちについて

食と地域と未来のために。

食を通じて人と人を繋ぎ、
この大山の地域で自然と共に楽しく働き
未来を自分たちで創造し、
生きた証を残していく

私たちの想い

ふるさとを守り、次の世代へ

私たちの農地は、いわゆる「中山間地域」と言われる地域にあります。「中山間地域」は、日本の全国土の約7割、経営耕地面積・総農家数・農業産出額でも約4割を占めるなど、日本の農業の中核を担う重要な地域です。河川の上流に位置し、国土・水資源の保全など、農山村地域だけでなく、都市部の生活基盤をも守る重要な役割を果たしています。
しかし、「中山間地域」の農業は兼業農家がほとんど。傾斜地が多いなど生産条件が不利な上に、担い手不足により耕作放棄地が急速に増え続け、全国的に衰退の一途をたどっています。

大山の麓に生まれ育った私たちが今できることやる。そのために私たちは大山カラス天狗を立ち上げました。

  • 大山とともに望んできた美しい里山の風景を守ること。
  • 長い歳月をかけて受け継がれてきた農地を守こと。
  • 受け継がれてきた農地を次の世代へバトンを繋ぐこと。

私たちは耕作放棄地を出さないように、耕作できない生産者のための受け皿となっていきます。


次の世代への道しるべとなるために

受け継がれてきた農地を守り、次の世代に引き継ぐためには、水稲栽培だけでなく、収益率の高い野菜の生産も視野に入れることが重要だと考えています。これからの農業は「作りたい農産物を作る」から、「欲しいと思われる農産物を生産する」時代です。
消費者のみなさんに喜んでいただける作物を生産し、ニーズにこたえていく必要があるということです。

私たちは地域に必要とされる組織を目指すことで、地域に貢献していきます。その中で私たち自身も「作物を作る喜び」「収穫する喜び」を感じて、消費者のみなさんに、美味しい農作物を食べて喜んでもらいたいと考えています。

「食を守り、地域を守り、未来を守る。」

皆で協力して、皆で笑い合える。大山カラス天狗をそんな組織にしていきたいと思います。

沿革

2009年1月 大山坊領農業生産組合 設立
耕耘・田植作業受託開始
2009年9月 乾燥施設兼倉庫完成 乾燥調製設備導入
乾燥調製作業受託開始
2014年2月 農事組合法人大山カラス天狗 設立
大山坊領生産組合より事業継承
2018年1月 農地集積 約20ha
2018年4月 大山カラス天狗として水稲、白ねぎ栽培開始
2018年8月 農事組合法人大山カラス天狗 倉庫完成
2021年9月 大山坊領農業生産組合 解散 大山カラス天狗に集約
2021年12月 たまねぎ栽培開始
2021年度 鳥取県優秀経営農林水産業者として鳥取県から表彰

農地

経営面積
38.5 ha
圃場枚数
約200枚

生産品目

  • ●水稲
    (ひとめぼれ、コシヒカリ、星空舞、あきだわら、きぬむすめ、日本晴)
  • ●白ねぎ ●大豆 ●たまねぎ

※2022年3月現在